播州山崎花菖蒲園
本文へジャンプ 04月02日 

 





シャクナゲについて

分類学的にはシャクナゲはツツジ科に属します。ツツジ科にはおよそ30の属がありますが、その中の 一つにツツジ属があります.一般にいわれるシャクナゲは、みなツツジ属に入ります.

シャクナゲは主に、中国西部からヒマラヤに分布し,シャクナゲが広く厚い葉を持つのは、空中湿度の高いモンスーン地帯の風土に適応したためと考えられています.

シャクナゲには1,000種以上を数える野生種がありますが,これらは4つのグループに分けられます.
  1 マレーシアやニューギニアで種が分化したマレーシャクナゲ群(ビレアの仲間)
  2 日本人になじみの深いツツジ,アザレアの仲間
  3 いわゆるシャクナゲらしい姿の無燐片シャクナゲ
  4 ヒカゲツツジなどが含まれる有燐片シャクナゲ

以上の中で、日本シャクナゲと呼ばれるもの(ホソバシャクナゲ、ツクシシャクナゲ等)は,3の無燐片シャクナゲの中に入ります.

シャクナゲの品種改良の歴史は比較的浅く,18世紀より始められました.
昔から日本では、シャクナゲは深山に咲くその神秘性から一種の「忌み木」として一般の庭園に持ち込む事を敬遠する民族信仰があったようで、それが園芸化が遅れた原因の一つのようです.しかし,西洋ではシャクナゲの園芸化が進んだため,種類が多く花色も豊富です.

シャクナゲの植え方・育て方

鉢物
 ・植付
   鉢植の開花株は、2年に1度は植替えが必要です。
   残暑が終わる初秋が適期です。
   根の回りを1〜2cm削り取り、一回り大きな鉢に新しい用土で植付けます。
   後、ヒカゲに10日以上置いて、根の伸長を待ちます。
 ・土壌
   土は酸性(PH5.5〜6.0)を好みます。
   夏に根腐れを起こしやすいので、通気性が良い土で植え込みます。
 ・鉢
   素焼の物が一番です(通気性、排水性が良い)
   化粧鉢を使用する場合は平鉢にして下さい。
 ・日当り
   シャクナゲは半日陰を好みます。
   午前中(半日位)日の当たる場所に置くか、よしず等で日当りを調節にします。
 ・水やり
   春夏の涼しい時期には、早朝から9時頃までに潅水し土が乾かないようにします。
   夏の暑い時期には風通しのよい涼しい場所に置いて、根腐れを起こさないよう控えます。
 ・肥料
   市販の花用のものを、4〜6月に2回、9月末に1回で十分です。
   多用は絶対に避けて下さい。

露地植え
   鉢作りのものを植え込む場合は、根の回りを一層削り取ります。
   用土は保水性のものよりも通気性が重要です。
   ピートモス、腐葉土、川砂を庭の土と混合して植え込みます。
   傾斜地など排水のよい所は、穴を掘って植え、排水の悪い所は、一度耕して通気性を
   よくした後に,盛土をして植え込みます。
   土の上は、落葉やバークなどで覆います。
   深植えは絶対に避けて、土が乾かない程度に潅水して下さい。
   水のやりすぎは、通気性を悪くします。

シャクナゲの年間管理

春: シャクナゲの開花時期です。 
    春先の乾燥には注意して潅水を行って下さい。
   また開花後の花柄摘みは行った方が、木のためには良いでしょう。
   開花後、化成肥料をお礼肥えとして施します。

夏: 高山植物のシャクナゲにとっては、最も嫌な季節です。
   日の良く当る所のシャクナゲは、寒冷紗等で日よけを行い、涼しくします。
   水は控目にし、潅水する場合は十分に行います。

秋: シャクナゲの充実期です。
   土の状態を良く見て乾いていれば潅水をします。
   植え替えの時期です。夏の残暑が無くなるとすぐに植え替えます。
   鉢物は2年に1回一回り大きな鉢に植え替えす。
 
冬: シャクナゲは寒さには強い植物です。
   ただし積雪のある地域では、防雪を行います。
   意外と乾燥する季節なので、潅水には注意して下さい。
   2月頃に寒肥を施します。

 


特定非営利活動法人
花菖蒲と
ふるさとづくりの会
  
播州山崎花菖蒲園

〒671−2532 兵庫県 宍粟市 山崎町 高所 621
TEL: 0790-62-7727,FAX:0790-62-8734
E-Mail:webinfo@hanashoubu.or.jp


播州山崎花菖蒲園は、特定非営利活動法人“花菖蒲とふるさとづくりの会”が運営・管理しています。

Copyright © 1999-2004 by Yamasaki Japanese Iris Garden All Rights Reserved.